BW9環境雑感③ 非EXポケモンの台頭
2013年3月29日 TCG全般 みらチャン杯、関西遠征を通して感じたのは、非EXポケモンの台頭です。このページでも再三お伝えしているとおり、バングルキュレムは猛威を奮っていますし、今まで忘れられかけていたポケモンや相手の死角を突くようなギミックを利用して、EXを倒す新しいタイプのポケモンも登場しています。
という訳でBW9環境雑感第3回となる今夜は、ここ2週間ほどで見てきて、可能性を感じる非EXポケモンについて考察していきたいと思います。
PSキュレムの強さは言わずもがなですが、その後を追うポケモンといえば、BW1から使い続けられているゼクロムが一番手かと思います。
現在打倒PSキュレムの一番手にいるのではないかと思います。ワンキルのデメリットを除けば、ビール系デッキの安定感は、多くの方が語られている通りですし、ダメージが乗せられても逆鱗で返せるメリットもあります。またバングル込みの雷撃で、EXポケモン相手に150ダメージまで乗せることができるのも強みでしょう。
課題となるPSキュレムには、プラスパワーや毒催眠など一工夫必要ですが、まんたんのくすりを積める利便性もあるので、構築によって再びゼクロム‐シビビール系のデッキが上位に来る可能性は高いかと思います。
次に、これもみなさん使っている方は多いかと思いますが、バッフロンが再ブレイクしています。バングル込みでEX相手に150ダメージを叩き出すパワーと技の色拘束の少なさは、どんなデッキにも入れられる利便性があり、ビール系、ダークバッフ、ビリジオンEX加速系等、様々なデッキにその姿を見受けることができました。
対キュレムが辛いのですが、あちらもバッフでのサイド一枚のためにブリザードバーンをうつことにためらいを感じ、フロストスピアで来ることもあるので、相手の手を惑わせるのにも一役買います。ヒオウギとの組み合わせや、デッキとのギミックが噛み合えばバングルとのシナジーで大活躍していく予感もしますね。
ビリジオンEXデッキにおけるコロコロプロモゲノセクトも面白い存在です。あくまでも理想的な形ですが、先手バトル場ビリジオンEXに図鑑エイドと手張りで草エネ2枚を付けて、ベンチにゲノセクトを出して、エメラルドスラッシュ→キュレムに50ダメージを与える→ゲノセクトに草エネを2枚→次のターンビリジオンEXを逃がして、ゲノセクトに手張りでエネを貼り、ジェットインパクト、という動きでキュレム軸プラズマ団に先手を取っていける可能性があるからです。
このポケモンは運次第ですが、ビリジオンEXの50ダメージと効果でのエネ加速+シルバーバングル+ジェットインパクトコイン表のダメージ100で、EXを狩っていく流れもあるので、意外性のある存在であることは間違いないと思います。そういえば、バングル込みでケルディオEXが確一なのもポイントです。草弱点のポケモンにとっては厄介この上ない存在であると思います。
まだあまり本格的に使っている方は一人しか見ていませんが、BW9フワライドは、実は相当なポテンシャルを持っているのではないかと感じています。進化ポケモンであることがネックですが、プラズマ団系のデッキ相手にほぼエネ無しで70点をとばすことができるのは脅威では無いかと思うのです。
バングル込みならEX相手に100点、つまりミューツーEXとデオキシスEXを確一で狙い撃てるということです。今のところビリジオンEXとの相性がいいように感じますが、ランドEXやコバルEXとの組み合わせの中に、金脈があるような気がしています。アンチプラズマとしてはこの上のないスペックですので、誰か掘りさげてみてくれないでしょうか。
北海道のプレイヤーのDN記事で話題になっていたのを見かけ、気になってはいたのですが、BW9で特性アイテムボックスを持ったシンボラーが出たことによって、BW7のヤブクロン、通称道具落としヤブクロンが俄然盛り上がっている気がします。
みらチャン杯でも、アメモース、シンボラーと組み合わせて2ターン目に120ダメージを出している場面を見かけました。また、シルバーバングルとの相性の良さは特筆もので、これだけで50ダメージを出すことができます。
ただ、ハマれば強い反面、超弱点でミューツーEXやデオキシスEXに弱いことはもちろん、フロストスピアで2体同時に落とされる危険性もあるので、そこが課題かと思います。ただアメモースと学習装置を組み合わせて、マイターン攻撃できる状態になれば、ポケモンの道具全盛の今、各デッキにとって脅威となることは間違いないと思います。
尚、この組み合わせでは、BW9シンボラーもアタッカーとなることができます。エネ供給が厳しいですが、バングルを重ねて、EXを一撃で倒すロマンもあるので面白いです。ファンデッキの域を出ないのか、ロマンを現実のものとして、本戦を駆け上がるのか、楽しみな組み合わせです。
非EXポケモンは過去のカードプールを見返せば見返していくほど、様々な可能性が感じられ、面白いです。一時期カメケル対策にミューツーとメガヤンマを組み合わせたデッキを使用されている方がいましたが、そういう工夫もバングルの登場によって、より柔軟になっていくかと思うのです。
ただし、非EXポケモンを使ってデッキを組み立てていく際に、頭に入れておかなければならないのは、対非EXポケモン戦の戦略を組み込んでおかなければならないことです。対PSキュレムをどうするか、対ゼクロムをどうするかなど、バングルの効果が無い相手への戦い方を想定しておかないと痛い目に遭うことは必至です。
思いつくままに書いてきましたが、今夜はこの辺りで終わりたいと思います。そういえば、上記では触れませんでしたが、ガブチル+バングルの復権も少なからずあると思います。私はチルットのワンキルが嫌なので使いませんが…。
という訳でBW9環境雑感第3回となる今夜は、ここ2週間ほどで見てきて、可能性を感じる非EXポケモンについて考察していきたいと思います。
PSキュレムの強さは言わずもがなですが、その後を追うポケモンといえば、BW1から使い続けられているゼクロムが一番手かと思います。
現在打倒PSキュレムの一番手にいるのではないかと思います。ワンキルのデメリットを除けば、ビール系デッキの安定感は、多くの方が語られている通りですし、ダメージが乗せられても逆鱗で返せるメリットもあります。またバングル込みの雷撃で、EXポケモン相手に150ダメージまで乗せることができるのも強みでしょう。
課題となるPSキュレムには、プラスパワーや毒催眠など一工夫必要ですが、まんたんのくすりを積める利便性もあるので、構築によって再びゼクロム‐シビビール系のデッキが上位に来る可能性は高いかと思います。
次に、これもみなさん使っている方は多いかと思いますが、バッフロンが再ブレイクしています。バングル込みでEX相手に150ダメージを叩き出すパワーと技の色拘束の少なさは、どんなデッキにも入れられる利便性があり、ビール系、ダークバッフ、ビリジオンEX加速系等、様々なデッキにその姿を見受けることができました。
対キュレムが辛いのですが、あちらもバッフでのサイド一枚のためにブリザードバーンをうつことにためらいを感じ、フロストスピアで来ることもあるので、相手の手を惑わせるのにも一役買います。ヒオウギとの組み合わせや、デッキとのギミックが噛み合えばバングルとのシナジーで大活躍していく予感もしますね。
ビリジオンEXデッキにおけるコロコロプロモゲノセクトも面白い存在です。あくまでも理想的な形ですが、先手バトル場ビリジオンEXに図鑑エイドと手張りで草エネ2枚を付けて、ベンチにゲノセクトを出して、エメラルドスラッシュ→キュレムに50ダメージを与える→ゲノセクトに草エネを2枚→次のターンビリジオンEXを逃がして、ゲノセクトに手張りでエネを貼り、ジェットインパクト、という動きでキュレム軸プラズマ団に先手を取っていける可能性があるからです。
このポケモンは運次第ですが、ビリジオンEXの50ダメージと効果でのエネ加速+シルバーバングル+ジェットインパクトコイン表のダメージ100で、EXを狩っていく流れもあるので、意外性のある存在であることは間違いないと思います。そういえば、バングル込みでケルディオEXが確一なのもポイントです。草弱点のポケモンにとっては厄介この上ない存在であると思います。
まだあまり本格的に使っている方は一人しか見ていませんが、BW9フワライドは、実は相当なポテンシャルを持っているのではないかと感じています。進化ポケモンであることがネックですが、プラズマ団系のデッキ相手にほぼエネ無しで70点をとばすことができるのは脅威では無いかと思うのです。
バングル込みならEX相手に100点、つまりミューツーEXとデオキシスEXを確一で狙い撃てるということです。今のところビリジオンEXとの相性がいいように感じますが、ランドEXやコバルEXとの組み合わせの中に、金脈があるような気がしています。アンチプラズマとしてはこの上のないスペックですので、誰か掘りさげてみてくれないでしょうか。
北海道のプレイヤーのDN記事で話題になっていたのを見かけ、気になってはいたのですが、BW9で特性アイテムボックスを持ったシンボラーが出たことによって、BW7のヤブクロン、通称道具落としヤブクロンが俄然盛り上がっている気がします。
みらチャン杯でも、アメモース、シンボラーと組み合わせて2ターン目に120ダメージを出している場面を見かけました。また、シルバーバングルとの相性の良さは特筆もので、これだけで50ダメージを出すことができます。
ただ、ハマれば強い反面、超弱点でミューツーEXやデオキシスEXに弱いことはもちろん、フロストスピアで2体同時に落とされる危険性もあるので、そこが課題かと思います。ただアメモースと学習装置を組み合わせて、マイターン攻撃できる状態になれば、ポケモンの道具全盛の今、各デッキにとって脅威となることは間違いないと思います。
尚、この組み合わせでは、BW9シンボラーもアタッカーとなることができます。エネ供給が厳しいですが、バングルを重ねて、EXを一撃で倒すロマンもあるので面白いです。ファンデッキの域を出ないのか、ロマンを現実のものとして、本戦を駆け上がるのか、楽しみな組み合わせです。
非EXポケモンは過去のカードプールを見返せば見返していくほど、様々な可能性が感じられ、面白いです。一時期カメケル対策にミューツーとメガヤンマを組み合わせたデッキを使用されている方がいましたが、そういう工夫もバングルの登場によって、より柔軟になっていくかと思うのです。
ただし、非EXポケモンを使ってデッキを組み立てていく際に、頭に入れておかなければならないのは、対非EXポケモン戦の戦略を組み込んでおかなければならないことです。対PSキュレムをどうするか、対ゼクロムをどうするかなど、バングルの効果が無い相手への戦い方を想定しておかないと痛い目に遭うことは必至です。
思いつくままに書いてきましたが、今夜はこの辺りで終わりたいと思います。そういえば、上記では触れませんでしたが、ガブチル+バングルの復権も少なからずあると思います。私はチルットのワンキルが嫌なので使いませんが…。
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